建築家(や)の家づくり・・初めに読んでね

このサイトを作ったきっかけは、

住宅建築についてまずはわかってもらわないといけない事柄がたくさんあるからです。

私自身、設計事務所から大手ハウスメーカー、設計事務所開設と35年以上建築家(や)としてやってきて、

常に住宅建築に携わってきました。

家づくりはその家族(人)の人生、生活に左右されますので、依頼者側と創る側とで

意思の疎通がなければなりません。

建築主様と建築家(や)が信頼関係ができていないと不幸な出来事となってきます。

ハウスメーカーに勤めているときなどは、お客様と営業マンのそりが合わず、

契約しているのに、着工時にはお互いが不信感だらけ、、、

こんなことを非常に多く見ました。

これは家つくりにおいて、本当に不幸なことです。

なので家つくりにおいて建築主様と建築家(や)との相性は非常に大事と考えます。

私が考える家づくり、第一に考えるのは「安全性」です。

建築設計においてのバランスは「安全性・機能性・デザイン性・経済性」

これは住宅、家づくりにも言えると思います。

私はデザインを優先するあまり安全性をないがしろにする建築家は本当の意味での

建築家(や)とは思いません。

もちろん、デザインも非常に大事だし作る側も自慢できるでしょう。

ただ、デザイン性は安全性の担保があって初めて成り立つものと私は考えます。

なので、いくらお施主様から、かっこええから、大きい窓作ってや~といわれても

安全性を確保した上でお施主様の要望を取り入れるようにしています。

ただ、お客様の中にはそれでは納得できず、私がお金をだすんやから、無理してでも

つくってや、それが専門家の仕事やろ、と上から目線でおっしゃるかたもたまにはいてます。

申し訳ありませんが、私とは一緒に家つくりすることはできません。

私がもとめるお客様は一緒に良い家を作っていただける方です。

それがお客様の為になると思っていますし、良い家を作る第一歩だと思っています。

依頼主と創る家づくり

私が長年経験した建築というものをわかっていただき、一緒に良い家を作っていただける方をわたくしは、お施主さまにしたいと思っています。

家つくりはお施主様と建築家(や)の信頼関係が一番大事なことだと私は考えます。

それともう一つ

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お願いなのですが、建築行為は木を切り、土を掘り、水を使います。

 

考え方によってはこの行為は破壊行為となります。

なのでもしよろしければ、家を建てるとき、少しでいいので周りに貢献していただければありがたいです。

玄関の横に少し土をのこしてお花を植えたり、お年寄りがつかれたときに座れるベンチを置いていただいたり、

手を汚した元気な子供が洗える水栓を開放していただいたり、、ほんの少しでよいので考えていただければ ありがたく思います。

建築家(や)1級建築士 松原光二

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